1952-05-29 第13回国会 参議院 労働委員会 第14号
それでその上に立ちまして、もう時間がございませんので、これは最後の質問となると思いますから、一つ公共企業体労働関係法についてお尋ねしたいのですが、公共企業体労働関係法が実施される際には非常に公共企業体労働関係者に大きな期待を與えて、我々もこれを期待したのであります。ところが実際に運用されてみると、非常にいろいろむずかしい問題が生じまして、なかなか最初に企図したような方向には向かなかつた。
それでその上に立ちまして、もう時間がございませんので、これは最後の質問となると思いますから、一つ公共企業体労働関係法についてお尋ねしたいのですが、公共企業体労働関係法が実施される際には非常に公共企業体労働関係者に大きな期待を與えて、我々もこれを期待したのであります。ところが実際に運用されてみると、非常にいろいろむずかしい問題が生じまして、なかなか最初に企図したような方向には向かなかつた。
ことに公共企業体労働関係法というこの法律の立法趣旨が示しておるように、公共企業体労働関係者の罷業権の運用を奪つたかわりに與えられた仲裁委員会の提案である。それが官房長官に伺いますと、予算その他の関係から裁定の一部分が特に支拂われるといたしましても、あとの債務が確認されておるということなら問題は別ですが、年内に支拂われる部分以外の部分については、これが債務は消滅してしまうような見解を示されておる。